こここブログ

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半年から1年ほどの経験を積んだライターに武器を授けてくれる『新しい文章力の教室』

(公開:2018-11-06) 

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『新しい文章力の教室―苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』インプレス

を読みました。

良いですね、これは良い。ライターを始めて半年~1年経った方には特におすすめします。これまでの体験を振り返りながら読むことで、本書が伝えるノウハウや考え方が頭に深く染み渡ります。

記事作成のノウハウが言語化されてスッキリ

『新しい文章力の教室』では77項目の実践的な書くコツや考え方を紹介。記事を書く前の記事構成のやり方から文章表現の細かな注意点まで、記事を書くノウハウがギッシリです。

今まで感覚に頼っていた記事作成の手順や注意点が言語化されてスッキリします。新しい学びも多く、本書で得たノウハウを実践すればライターとして何段階もレベルアップできるでしょう。

迷えるライターの救いになる

フリーの駆け出しWebライターの中には周りに仲間がいない人もいます。孤高の存在であるがゆえに、悩みがあっても助けてくれる相手がいません。本書は迷えるライターさんの救いにもなるでしょう。

例えば、孤独なライターさんは以下のような悩みを抱えていたりするのではないでしょうか。

  • 「ライターの存在意義とは。こたつ記事(家の中で書ける記事)を量産する自分は駄目なやつなのか。」
  • 「言い切るのが怖くて保身に走ってしまう。」
  • 「迫力のある文章を書きたくてもふわっとした文章しか書けない。」
  • 「文末が『~できる』『可能だ』ばかりになる。」

これからは『新しい文章力の教室』が相談相手になってくれます。

上に挙げた悩みについて、本書のどこらへんを読むと良いのか、例を紹介しておきますね。

ライターの存在意義とは。こたつ記事を量産する自分は駄目なやつなのか。

<本書の項目>

06 書きたいことのパーツを揃える
07 文章の主眼をセットする

  • ライター業をどのようにとらえて記事を書けば良いのか
  • どのような心持ち・自負を抱きながらライターをやれば良いか

という悩みに対して示唆を得られるお話があり、ライターという仕事に誇りを持てるようになります。

言い切るのが怖くて保身に走ってしまう。

<本書の項目>

35 濁し言葉を取る勇気を
36 伝聞表現は腰を弱くする

記事に関係する要素が複数あったり、人から聞いた内容だったりすると、つい表現を濁してしまいませんか。言い切らない表現は読者に突き刺さらない、しかしできるだけ正確に書きたい、という葛藤があると思います。

35・36項目を読んで割り切りましょう。

迫力のある文章を書きたくてもふわっとした文章しか書けない。

<本書の項目>

54 わからないことはひと言でも書いてはいけない
55 「企画」「作品」……ボンヤリワードにご用心
56 「らしさ」「ならでは」には客観的根拠を添えること

力のない文章になってしまうのは、抽象度の高い言葉を選んでしまっているからかもしれません。

54~56項目を読むと知識や情報に裏打ちされた迫力のある文章を書くコツが見えてきます。

文末が「~できる」「可能だ」ばかりになる。

<本書の項目>

61 可能表現に頼らない

物事を説明する記事をたくさん書いていると、「~できる」「可能だ」でしか文を締められない病にかかることがあります。

61項目を読みながらリハビリしましょう。

 

『新しい文章力の教室』にはピンポイントな悩みを狙い撃ちしている項目も多く、実践的なノウハウが身につきます。

半年~1年目のライターに突き刺さる

Webや書籍でかき集めたノウハウと、「読んでいて気持ち悪い」という自分の感覚とを駆使し、文章を作成・推敲しているWebライターさんは多いでしょう。

『新しい文章力の教室』は自分の中の暗黙知を解きほぐし、分かりやすく言葉で説明してくれます。

これまで感覚的に記事を作成してきたのであれば、自身のノウハウを客観的に把握することで一層使い勝手の良い武器が手に入ります。

半年~1年目のライターがステップアップするための足場となる良書です。