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「この世にはこんなにもやりたいことがある。」やりたいことがありすぎる。時間が足りない。もっと違う生き方をする。こここが会社を辞め、フリーランスになり、生きていく記録です。皆様のご参考になれるといいな。

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常識的な生き方以外にも道はある-僕の視野を広げ、価値観と人生を変えたphaさんの『持たない幸福論』【読書メモ】

(投稿:2018/02/08|更新:2018/04/25)

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こんばんは。こここ(@kokokocococo555)です。

毎日毎朝、会社への行きたくなさから1日がスタートしませんか?

僕だけですか?

そして翌日の仕事への憂うつさを抱えたまま1日を終えませんか?

「朝よ、来るな!」と無駄に足掻いて睡眠時間減ってしまって翌日しんどい、みたいな負のループに飲み込まれませんか?

なんて不毛で不健康な毎日。

こんな陰鬱な気持ちで毎日を過ごすなんて、短い人生の浪費に他なりません。せっかく生きるなら楽しく生きるべきですよね。

会社早く辞めたいですよね。

でもこうなったのも自分にも原因はあります。

大学生になるまで、脇目もふらずに走ってきました。

いわゆる普通の就職をして、普通のサラリーマンをして生きていくのかなと漠然と考えていました。

しかしその一方で疑問も持っていました。

「社会に出たら辛いことばかりだぞ、遊べるのは今のうちだぞ」と言われ続け、実際つらそうに日々を過ごす社会人の多いこと多いこと。

社会に出たくないと愚痴をこぼす友人の多いこと。

自分の親もサラリーマンでした。

頑張ってくれたおかげで自分も不自由なく成長してこれました。

もちろん感謝はしています。

しかし、親を見ていてもやはり辛そうに日々をこなしています。

僕も親のように、ついにここから先はひたすら辛い日々をなんとかやり過ごす人生か、と思うともはや生きる意味を見失いますよね

人生からドロップアウトしたい。

でもそこまでの踏ん切りはつかず、つい思いとどまってしまう。

そんな大学生・大学院生でした。

そして社会人になりました。想像どおり、やはり辛いです。

僕が甘えているだけなのかもしれませんが、辛いものは辛いのです。

僕の性格やタフさでは耐えられなかった、ただそれだけのお話なのです。

その人にとって辛いのであれば、それは辛いのです。

「もっと大変な人はいるぞ!」とも思われるでしょう。知っていますよ、友人たちはもっと大変そうですもの。

ですが僕は僕でしんどいのです。

それはもう仕方がない。

ではどうすれば良いのか……?

僕は事ここに至ってようやく、初めて真剣に他の生き方の模索を始めました

そんなときにたまたま手にした本が今回ご紹介するphaさんの『持たない幸福論』です。

この本のおかげで

「いわゆる『普通』のレールから外れても生きていくことは出来る、そんな生き方をしている人は案外いる」

という当たり前のことに気づけました

そして、そういう一般的なサラリーマンではない生き方についての本をたくさん読んでみよう、と決めたきっかけとなった本でもあります。

とにかく、僕の人生を変えた初めの第一歩、きっかけの本と言えます感慨深い。

そんなかんじで今回は読書記録です。

pha(2017/2015)『持たない幸福論』幻冬舎文庫

を読みました。(読了:29.09.10)

持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない (幻冬舎文庫)

持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない (幻冬舎文庫)

 

 

目次

はじめに

「会社嫌だなー辞めたいなー」と考えている方、今すぐにphaさんの『持たない幸福論』を読んでください!

超おすすめします!

大なり小なり救われた気になります!僕がそうでした!

「お金よりも時間を優先する、働きたくないという気持ちに正直になったうえで生きていく方法」を見せてくれる本です

本全体の感想・思ったこと

まずは全体的な感想、感じたことや考えたことを箇条書きでご紹介です。

自分が求めていた生き方そのものとも言えるかもしれない。共感するし、憧れるし、早くこうなれるようにがんばりたい

自分の一度きりの人生、もっと自由に生きても良いのではないか、と思わせてくれる

この本きっかけで、こういう普通のサラリーマンとは異なる生き方をしている人の本をいろいろ読んでみようと思った

☆会社でばりばり働いてばりばり稼ぐ友人たちよりも、本書のphaさんのような生き方の方が心惹かれる

☆隠居のような、老後のような生き方

☆やりたいことがたくさんあるし、お金よりも時間を優先したい。やりたいことが多すぎて、やりたいことに対して圧倒的に時間が足りない

☆住む場所を選ばなければたくさんのお金は不要なはず。一度そういう生き方をしても良いと思う

☆ネットでお金を稼ぐことで時間と場所にしばられず、数ヵ月で別荘と東京を交互に住む、みたいなのとても憧れる。実現したい

☆本書は従来の社会的常識・圧力・「こうあるべき」から自由になればいい、といった考えのもと、「正社員」「結婚」「お金」に縛られない生き方を説いている。しかし一方で僕自身としては家族は持ちたい。結婚はしたいし、子どもも欲しい。しかしそこを捨てないとなるとやはりお金はかかるのではないか、本書の手法が使えないのではないか。そこをどう折り合いつけるかが、今後模索が必要な部分

印象に残ったこと

次に、本文中の印象に残った部分(の引用やまとめ)を少しご紹介します。

加えて、感想や僕の考えも書きます。

読書メモなので!

隠居生活

本書では、若いうちから隠居的な生活を日常に少しずつ取り入れていくことを提唱しています。

読書、将棋、散歩、園芸、インターネットなど、お金がかからなくて面白い趣味があるとのこと。

実際、本書全体を見てもphaさんの生き方はご隠居様のように見えます。

また、phaさんはどっちかというとお金よりも時間のほうがやりたいことを全部やるには足りない、だから仕事とかしている暇はない、という実感を持っています。

もちろん、「時間はいらないからひたすらお金が欲しい」といった逆の価値観の人もいるでしょう。

しかし、僕はphaさんの意見にとても共感しました。

このご時世、やりたいことは無限にありますよね。

しかしサラリーマンとして働いていると時間がないわけです。

残業なんてし始めたらもう目も当てられません。

一方で、先述のような趣味であれば、お金は生きていく最小限で構わないのです。

短い人生、毎日辛い思いをしながら会社勤めなんてやってる場合じゃないんです!!

人生の時間軸

phaさんは、ビジネス書作家の大石哲之さんの言葉「人生の時間軸を横に倒せ」を引用し、昔の「四十年間働いてその後二十年間休む」という時間配分を横に倒して「四年働いて二年休む」とか「週に三日半働いて三日半休む」を繰り返すとかもありなんじゃないか、と提唱しています。

そもそも四十年後社会も自分もどうなっているか分からないじゃないか、と。

たしかに僕達も人生の先輩方に、「将来のために今我慢しろ」とよく言われます。

しかし、その将来、本当に自分は生きているのでしょうか?

すでに死んでいるかもしれないのです。

今よりもっときつくなっているかもしれないのです。

将来のために今を犠牲にする、という考えを続けていると、

「じゃあ報われる『今』はいつ来るのか。今の将来は将来の今であり、やはりその『将来の今』が来たときにも我慢することになるのではないか。」

と虚しい結果になることも十分に想像できます。

今をもっと大切に、今が楽しくてそして将来にもつながっているような生き方もきっとあるはずですよね。

山奥の家

phaさんは山奥に友人と家を1軒借りていて、1,2ヶ月に1度くらい行って1,2週間滞在しているそうです

なにそれめっちゃ素敵!うらやましい!!

都会で本当に金銭的にヤバくなったら「ここに行けばとりあえず生きていける」というセーフティネットにもなると書いています。

家賃はほとんどかからないし、インターネット回線はあるからブログなどでお金を稼ぐこともできるそうです。

phaさんとしては、都会と田舎を行ったり来たりしてうまく両方のいいとこどりが出来ないかと思っての実践だそうです。

そんなフットワークの軽い生活、とても憧れてしまいますね。

これぞ幸せな生き方、といった形です。

フリーランスな働き方を実現できれば叶えられるでしょうか。

また、田舎ではちょっとした商売を始める時、ローリスク・ローコストで初められる。お金を掛けなければお金に追われない。毎月出ていくお金が少ないことはかなりの心の余裕をもたらす、とも書かれています。

たしかに、田舎でやってみたかったことにチャレンジするのはとても良さそうです。

やりたいことに挑戦するために若者が田舎に行くことで、過疎化や空き家問題にも貢献できるでしょう。

自分たちにも、田舎に暮らす方にも良い、Win-Winなあり方なら素敵ですよね。

将来への不安はないのか

ただ、そんなうらやましい生活ですが、将来への不安はないのでしょうか。

phaさんとしては、正直それほど不安を感じてはいないそうです。

なんとかなるんじゃないかと根拠なく思っている。友人知人を頼ればなんとかなりそうだし、だめならだめ、死ぬだけ、とある種潔さすらあります。

老後の保障を作っておくべきかもしれないが自分には出来なかったのだから仕方ない、という自分の性質を受け入れるような考え方があるようです。

このphaさんの考えを読み、自分にフィットした良い生き方をしていくためには周りの目を気にしないメンタルが大切なのだなと感じました。

だけど周りの目を気にしない、というのは実際やってみると案外難しいものです。

特に祖父母や親戚からいろいろ言われたりするのは案外きつい物があります。

僕自身、大学院で研究者を目指していたころ「まだ稼ぎもせずに学生やってるの?いつから稼ぐの?」と祖母によく言われていましたが、結構きついものがありました。

距離を取りたい、という気持ちと、会えるうちに会っておかなければ、という気持ちの葛藤がありました。

また、phaさんは将来の備えについても、従来的な「会社・家族・お金」だけに頼らない方法を提唱しています。

この視点は今後、とても重要で価値あるものになるでしょう。

問題は、働いているときは時間がなく、ここで提唱されているような備えを作るのが難しそうだということです。

仕事を辞めてからこそはこういったところにきちんと時間の投資をしていきたいものです。

ぜひ本書を読んで下さい!

本書を読み、phaさんの生き方に強烈な憧れを持ちました。

社会人1年目で仕事も上司との折り合いも辛い中、偶然出会い、ふと読んでみたところ、僕にとっての救いとなった本です。

そして将来振り返ったとき、「僕の人生を変えた本」として挙げることになるだろう本です。

あなたにとっても、人生の視野を広げてくれる、救いとなるような本になるかもしれません。

本記事でご紹介した他にもいろいろ、ほんとたくさん共感出来ること、目標にしたいこと、参考になることが書かれています。

まとめきれませんし、まとめきるのも違います。

何より、phaさんはその語り口自体がとても魅力的です。

そこが全く伝えられません。

本記事では表面的な部分のみの紹介、内容の一部をご紹介、といったところですので、実際の本をぜひ一度お読みください

<Amazonリンク→持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない (幻冬舎文庫)

おわりに

この本は僕の人生観を変えました。

なんならニートになりたくなりましたが、今更ニートはさすがに無理です。

しかし、このような半分隠居したような生き方は今の僕の理想の生き方です。

僕の場合、理想の生き方はこれに加えて結婚と子育てが必要ですので、そこのところは自分に合うようにカスタマイズする必要があります。

あとは都会と田舎の二重生活、めちゃくちゃ憧れます。

いいなあ。

絶対実現してみせます!

お互い、目標・憧れの実現に向けて頑張っていきましょう!

(おしまい)

持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない (幻冬舎文庫)

持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない (幻冬舎文庫)

 
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